【年末調整の間違い】意外とあるので損しないようにチェックしよう

節約関係

まだ年末調整の話題をするには少し早い時期ですが、、、

年末調整、いろいろ資料を提出しなければいけないから面倒くさいなと思っている方も多いかと思います。その代わり、多くの方が所得税が還付されるのでちょっと嬉しくないですか?しかし!会社任せにしている年末調整、意外と間違っていることがあるので注意が必要です。今日は、仕事柄年末調整をする側におります私が、

  • 年末調整をしてもらっている方
  • してもらっているけど、結果どうなっているのかは別に確認していない方

向けに、意外と年末調整が間違っていることがある話と、それに加えて間違いが起こりやすいポイント、確認すべきポイントなどをご紹介したいと思います。

特にこの記事では、

  • 年末調整を間違われて還付される金額が少なくなってしまうようなケース
  • 従業員側が正しく申告しないことによって還付される金額が少なくなってしまうようなケース

という、年末調整をする側される側それぞれの視点から、還付が少なくなって損をしてしまいがちなケースに限定してご紹介したいと思います。

ねこねこ
ねこねこ

うちの夫も年末調整をしてもらってますが、何と複数回間違っていました。

年末調整の手続

書類から所得控除を把握しています

年末調整とは1年間に源泉徴収をした所得税及び復興特別所得税の合計額と1年間に納めるべき所得税及び復興特別所得税額を一致させる手続きです。

いつも提出が面倒くさいと思われている書類たちから所得控除をとれる金額を把握しております。このため、控除がとれるかどうか、年末調整(以下、年調)をしてもらう方がきちんと把握して正しく申告してもらう必要があります。

ねこねこ
ねこねこ

なんか保険会社からいろいろ書類が来てたけど面倒くさいからいいや~、とか、書き方わかんないから空欄でいいや~、と適当に提出すると、ご自身の所得控除がとれなくて損している可能性もあります。

制度改正がちょこちょこあるので注意

令和2年度は特に改正事項が多いです。この記事では趣旨が外れるので内容の解説はしませんが、毎年ちょこちょこと改正があります。会社側から案内されると思いますので適当に聞き流すのではなく、きちんと確認して不明点は聞くようにしましょう。会社に間違った申告をするとご自身の税金が損する可能性もありえます

間違える危険が高いところ

年調実務をやっていて感じる、間違えやすいポイントを並べてみました。

扶養控除の対象

配偶者控除や子供の扶養はそんなに間違わないと思うのですが、同居老親、特別の寡婦、障害者、等については、該当していても申告していないケースが起きやすく、また、申告していても控除を反映してもらえていない場合があります。

【年調してもらう側】

扶養控除対象になることを知らなかったので、扶養控除申告書に記載しなかった。

 
ねこねこ
ねこねこ

【年調する側】

記載はあったけど、手入力で反映させるからうっかり漏れてしまった。

令和2年度は特にひとり親控除及び寡婦(寡夫)控除に関する改正があります。扶養控除の対象になる方について、今一度確認して下さい。そもそも申請がないとなかなか把握できないです。

また、年調する側の感覚もけっこうここは間違えやすいポイントになっています。仕事なんだから間違えちゃ困るんですが…。年調をするのに会計システムを使用しているケースが多いと思いますが、ここの間違いはなかなかシステム上で検出してくれません。ちなみにうちの夫の年末調整もここが間違っていました(ちゃんと扶養控除申告書には記載していたんですよ~)。

配偶者に対する控除

配偶者控除、配偶者特別控除は、配偶者の所得によって所得控除の金額が違います。所得 見込み額を記載する必要がありますが、これも記載欄が分かりづらいことから、間違った箇所に記入されたり、所得ではなく収入の金額を記入されていることが多いです。

ただ、こちらとりあえず所得見込金額さえはっきりしていれば計算可能ですので、何かしら書いてもらえれば年調する側でも気付けます。

保険料控除

ここについては、申告書を提出する側が保険料控除申告書の記載を間違っているケースが多いです。しかし控除証明書を添付して提出してらいますので、まず年調する側で気づけますし、会計ソフトを利用していれば計算は自動でやってもらえますので、計算自体を間違えることは少ないと思います。

社会保険料控除

厚生年金保険料など給与天引きのものは会社側で把握していますので間違いはないと思います。

しかし、社保に加入していない会社、個人事業主がまだまだ存在します。給与天引きではなくご自身で支払った国民年金保険料や国民健康保険料がある場合、扶養している方が払った国民年金保険料がある場合など、ご自身で申告しないと把握できないです。申告しないと当然控除してもらえませんので注意して下さい。

一応私が年調する立場の時は提出がなければ確認はしたいところですが、非常に手間です。国民年金は支払っていない人もそれなりにいらっしゃるので…。毎年全員確認するかと言えばそうでもないです。なのでご本人が気を付けて下さいね。

住宅借入金等特別控除

いわゆるローン控除ですが、こちらは初年度は確定申告が必要ですが2年目からは年末調整で還付してもらえます。

しかしこちらも…意外と間違っていることがあります。借入金が多くても控除には限度額がありますし、借入した年度によって控除の計算が違います。

ただ、年末調整は会社側がなんらかのパッケージソフトを利用していることが多いので、ある程度のチェックがシステム上でかかります。ありえない数字を入力するとエラーが出ます。

ねこねこ
ねこねこ

しかしうちの夫の会社、ここも違っていたんです・・・しかも計算過程で。

詳しくは知りませんが使っているソフトがポンコツとしか思えません。

まとめ

間違えやすいところとしてはこのようなところですが、まとめると以下です。

  • とにかく控除がとれそうな点については、年調してもらう側から情報提供をきちんとしてもらわないとどうしようもないので注意
  • 年調作業が何かしらのソフトを利用している場合は、きちんと内容が反映さえしていれば計算過程の間違いというのはあまり起きえない
  • とは言えソフトに反映させるのは手作業で人間のやることなので漏れが生じることはありうる

最近では従業員側が直接入力したデータが自動的に年調ソフトに流れて、ソフト転記時に漏れるリスクが減るようなシステムも増えています。年調する側としては非常に楽ではありますが、一方で従業員側が正確に入れていただく必要が出てきます。。。

どこで年末調整の結果を確認するか?

源泉徴収票

源泉徴収票を見て確認して下さい。給与所得の源泉徴収票は、その年1年間に会社から支払われた給与等の金額と、自分が支払った所得税の金額が記載された書類です。 そこには、扶養の情報、社会保険料等の金額、生命保険料の控除額、地震保険料の控除額、住宅借入金等特別控除の額などの、所得控除に関する情報が全てのっています。

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/pdf/0020004-166.pdf

所得控除の金額は、金額が入っているのでそれなりに分かりやすいかと思いますが、意外と見落とすのが扶養親族。適切なところに反映されているか確認して下さい。

間違っていたらどうするか

まずは会社側に訂正してもらうよう要請して下さい。ただし1月31日までしか訂正できなく、また、実務上はもっと早い段階で訂正できない可能性が高いです。その場合は仕方ないですが確定申告をするしかないでしょう。会社側のミスであった場合は辛いところですが、そのためにも源泉徴収票をもらったら速やかに確認した方が良いです。

まとめ

年調をする側がミスをするなんてことはまずあってはならないことです。必ず何らかのチェックをしていますが、そうは言っても間違える可能性はあります。

そしてそれ以上に、せっかく控除してもらえるところをご自身で申告していないと損をしてしまいます。書類の「記入間違い」には気付けますが、提出してもらえない「ないもの」から「あるもの」を想像するのは難しいです。

正確な年末調整をして、特に従業員側が損をするようなことのないようにしたいものですね。

ねこねこ
ねこねこ

ここでは従業員側が損をする可能性についてのみお話しましたが、

当然年末調整を間違えると逆のケース(税務署側から見て追徴)もありえます。

お互い正確に処理したいものです。。。


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プロフィール
ねこねこ

ねこねこです。40代♀元公認会計士。子供は女の子一人♪
現在、訳あって生活圏ほぼ自宅のみの生活。
基本インドアで楽しむためのネット通販、節約情報をご紹介する雑記ブログです。
元会計士の経験から、会計士近辺の資格情報や体験談、
また長年苦しめられている自律神経に効く情報もご紹介します。
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